代表 大木 剛

当時、中学生の私は単純に大好きな祖父の職人気質な姿や、この仕事で頑張れば腕一本でビルが建つんだ!と夢やロマンを描きこの道に進む事をワクワクしながら心に決めたことを、思い出します。

私の祖父は長崎の五島列島から尋常小学校の卒業(当時、12才)と同時に漁船に乗り込み、佐世保に渡りました。芋ばかりの食事、貧しい生活からの脱出、家族の負担を減らすなどが理由だったようです。ご縁があり、何とか入る事のできた理髪店で住込みの修行、丁稚奉公の後、苦労の末、髪結いだった祖母と共に佐世保で小さな理髪店を構えました。(アケボノ理容院1931年に開店)朝から晩まで働き、無器用ながら裏表のない人柄で沢山の人に愛され、支えられて繁盛していたようです。不思議な事に晩年は自ら芋を好んで食べていました。

二代目である叔父は更にお店を発展させ、積極的に新しい技術を取り入れ、お店の建物をビルに変え、沢山のお弟子さん達を育てました。理容組合の支部長も長年に渡り兼務し、地元業界の発展に貢献する情熱の塊。そんな叔父も年には勝てず、2011年、アケボノ理容院は閉店しました。

私の最初の修行は理容室でした。お世話になった師匠は叔父のお弟子さんでもあり、昔話しも沢山聴けました。修行に入ればヘアスタイルを創るのがただ楽しくて理容免許取得の後、男性のロン毛ブーム到来と共に美容免許も取得し、更なる技術を求めて上京しました。ただがむしゃらに技術を追い求めていました。

さらに美容の幅と質を磨く為、飛び込んだヘアメイクの仕事、そして結婚。
2004年東京、荻窪の地に荻窪美粧を構えました。

経営者としては未熟な私に母はよく祖父の口癖を私に"口伝"してくれます。
今は叶わない亡き祖父と仕事の相談や悩みを母を通してつながっています。

『そして日々、益々強く感じる想いがあります。
それは、ヘアスタイルを創るのが楽しい訳でなく、
その事を通して人の為になれること、役に立てる事、喜ばれる事、必要とされる事が嬉しく、楽しいと言う事。
そして仲間であるスタッフやお客様、全ての人とのつながりの中で活(生)かされているという事に。』

『自分の中に光を灯してくれるのが、出会った目の前の人なんだ』と。

一灯照隅。仲間に夢と希望を与えられる、チャレンジャーな自分を生きてます。

キラキラの夢と希望を持って入ってくる、仲間であるスタッフに対し、
夢?叶うよ!目標に変えて一緒に叶えよう!
希望?有るよ!諦める事はない。今の限界!のちょっと先に、ほら、届きそう!。
ポンと背中を押しつつ、夢を共有しつつ、リアルな気づきと実践につながるヒントを、たくさん提供する。

だから、仕事がもっと楽しくなる「仲間」と「場」を、どんどん創る。

そして、いい会社創り。
商いに対して真面目であり、自分の仕事を通じて、
人と、社会と、自分とが向上していくことを「よし」とする会社です。

私もあと20年も経てば60歳。三世代100年の歴史か~!!
"心ある美容師と、いい会社つくり。"
ワクワクする。
爺ちゃん!やり甲斐、働き甲斐のある仕事やね~!こん仕事、出会えて良かったばい!感謝しとっけんネ!


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